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「小公女」

「小公女」(フランシス・ホジソン・バーネット)は、19世紀のロンドンを舞台に、逆境に立ち向かう少女の姿を描いた児童文学の古典的名作です。日本では「小公女セーラ」のタイトルでアニメ化もされました。

想像力が逆境を救う

一文無しになった彼女は、屋根裏部屋で使用人として暮らすことになります。その時に、彼女が想像したのはバスティーユ牢獄でした。自分は監獄に何年も閉じ込められ、皆からすっかり忘れ去られた存在なのだと考えたのです。また牢獄に繋がれたマリー・アントワネットをイメージし、「たとえボロを着たプリンセスであろうとお、心だけは本当のプリンセスでいられる」と呟く場面もあります。過酷な状況下でも気高く生きた人たちの姿を想像することで、自分も気品を失うまいとする心の強さが保たれたのでしょう。

読書の意義

名作を読むという経験は、主人公の人生を擬似体験できるという貴重な機会です。入試に有利、不利という議論ではない読書の大切さは伝えていきたいと思います。

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