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お母さんと妹

正岡子規が亡くなったのは三五歳。しかも、死ぬ寸前まで創作活動をやめず、最後の7年間だけで、素晴らしい作品を残し続けました。

ところが、子規の主治医の方はこんなことばを残しています。
「子規もえらいか知らんが、看病の二人のほうがえらい。膿のついた布は毎日洗わなきゃいけない」
看病した二人というのは、子規のお母さんと妹さんのことです。子規は結核と戦うために、栄養のあるものを食べつづけますが、二人はかなりの粗食だったともされています。

クローバー

・四葉のクローバーを探すために三つ葉のクローバーを踏みにじってはいけない。幸せはそんなふうに探すものではない。

・人が不可能と思うとき、やりたくないと決めているのだ(スピノザ)

・雨だれが石を穿つのは、激しく落ちるからではなく、何度も落ちるからだ(カルス)

SNS等で自分の意見を世間に向けて言うことが可能な時代となりました。

剣道

小学生低学年のときに剣道を習っていました。夏に合宿があったのですが、対外試合、練習時間のほかに、宿題をやる時間となぜか詩吟の時間があったのを覚えています。意味もわからず暗唱させられたのが、有名な七言絶句の一節。

少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず。
(若いと思っているうちにいつの間にか歳をとってしまうもの。だから、わずかな時間でもおろそかにせず勉学に励みなさい)

今思えば、「学」の中には、「勉強」だけでなく「人間性」なども含まれていることに気づきます。さらに、保護者の方が、お子様に伝えたいことばでもあると思います。

余計な一言

米原万里さんは、大好きなエッセイストです。米原さんが、ことわざを主題として書かれた「他諺の空似(中央公論新社)」を読みました。

「やぶ蛇」がほかの国では何というかを紹介した箇所があります。
愚か者はスズメバチの巣をもぎ取る(フィリピン)
去っていく虎に小石を投げる(インド)
痛みのないおできを爪楊枝で刺す(カンボジア)
カササギは鳴き声で巣の在り処を教えてしまう(ロシア)
虎の徘徊するところに行って不運と嘆く(ミャンマー)
蛇の口に手を入れるな(フィリピン)
ゴミ捨て場をつついてゴミまみれ(ネパール)
ハイエナの相撲をヒツジは見に行かない(セネガル)

最後は有名なイギリスのことわざ
睡眠中のライオンを起こすな

動物が出てくるのが多いのが、興味深いと思います。
余計なひと言で、相手も自分も無駄に傷つけてはいないのだろうか・・・。

man standing inside a temple
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