「プレッシャーを感じるとき」
最初に確認するべきこと、それはプレッシャーを感じているときは最悪な状態では決してないということです。最悪なのは「やる気がないこと」です。どんな才能や能力を持っていても、やる気がなければ宝の持ち腐れです。
走り高跳びの例をあげてみます。ここに1メートル50センチのバーがあるとします。この高さは跳べる選手がいます。1メートルのバーを前にしても、プレッシャーはかかりません。楽勝で跳べるからです。2メートルのバーを前にしてもプレッシャーはかかりません。絶対に無理だと分かっているからです。1メートル60センチのバーの場合はどうでしょうか。跳べるかもしれないし、もう少しで目標を達成することができる、もう少しで次の段階に進むことができるかもしれません。
つまり、プレッシャーがかかるのはもう一歩のときです。
プレッシャーを感じる環境に身を置き努力することで、その人が持っているセンスや才能が開花することがあります。
物差し
「物差し」
不調の状況を打開するときに、あるいは目標に達するときに、何が大事なのか。その人の持っている物差しです。新しいものに取り組んでいるとき、自分が過去にやってきたことと比較して考えてみる。たとえば、竹馬を1週間練習して乗れるようになったとする。すると「1週間」という短い物差しができます。今度は一輪車に乗ってみようとなったとき。「一輪車のほうが竹馬よりも難しそうだから2週間かな」と考えられます。物差しの種類をたくさん持っていることが、新しいことに取り組むことの大きな支えになるのです。
物差しは、受験勉強でも身につきます。(例えば、これぐらいの分量の暗記だったら、毎日これぐらいやれば僕は覚えられる、また読むよりも書いたほうがはやいなど)さまざまな物差しを手に入れるためにも、学生時代にいろいろなものにチャレンジすることは大切なことです。
陸前高田
奇跡の一本松で有名な、岩手県の陸前高田市。
何度かお世話になった「鶴亀鮨」さんから、お手紙をいただきました。仮説店舗からの独立、本当におめでとうございます。一部を要約してご紹介します。
<最愛の妻を42歳でなくし、毎日夕方から営業中もお酒を飲む毎日でした。2006年10月28日に、ある方から「お酒やめたら」と言われたことをきっかけに、今までガマンして一滴も飲んでいません。酒を休んだことで、たぶん人生が変わったのだと思います。もし飲み続けていたら、あの東日本大震災2011年3月11日、鶴亀鮨の4、5軒奥の寝たきりのばあさんのところにも助けに行ってなかったでしょう。酒を飲んでいたら、今の俺、鶴亀鮨はなかったと思います。息子に「お父さん、いつになったら酒飲むのよ」と言われたので、「宝くじでも当たって借金無くなったら酒飲むんだ」って言ったら、「んでは、一生無理だな」と言われました。息子には、「お父さんが死んだら、火葬する前に一週間焼酎につけ込んでから火葬するように」と頼んでいます>
おススメは、わさびを巻いた
「涙巻き」
シェイクスピアからのエール
You gods, will give us. Some faults to make us men.
(神は、我々を人間にするために、何らかの欠点を与える)
美輪明宏さんの言葉
□もし、自分の愛する家族、恋人に自分の声で『愛している』という思いを伝えられたら、どんなにうれしいことかと思っている方はいっぱいいらっしゃる。オシッコが出たというだけで涙が出る方もいらっしゃる。それができるのだから、こんなに幸せなことはない。周りを見ると、感謝することだらけです
□幸せになるには、感謝することを探しなさい。歩けるでしょ、見えるでしょ、聞こえるでしょ、しゃべれるでしょ。それができない方はいっぱいいらっしゃるんです。
勉強ができるチャンスにも感謝。