メンタルヘルスの世界では、
「負荷が高くても、裁量の余地が大きければメンタルは壊れない」
とされています。
やらされている勉強(仕事、エトセトラ)は、他人が思っているより負荷が高いもの。「やりなさい」とう命令形がなぜやる気を削ぐのかがわかる言葉です。
おまけ
授業中の衝撃解答
教師「70歳のおじいちゃんにフルマラソンを完走させるためには、どんな工夫があると思う?解答例以外に何か思いつく?」(本当の正解は、与えられているデータからつくりあげます)
生徒①「グルコサミンを飲んでもらう!」
生徒②「10キロごとに孫を配置してはげます!」
コンスタント
「常識にとらわれない100の講義」(だいわ文庫・森博嗣)を再読しました。
□一番調子が良いときの成果で人を評価するのは、スポーツだけである。ときどきもの凄い記録を出すけれど、それは10回に1回という選手と、いつもコンスタントに3位くらいになる選手がいたとき、スポーツの世界で評価を受けるのは前者である。しかし、普通の仕事はそうではない。調子が悪いときでも、棄権するわけにはいかない。悪い時は悪いなりに、なんとか被害を最小限に食い止める手腕が求められる。また、仕事を依頼する側から見れば、コンスタントな仕上がりを期待できる人は信頼される。平均的な出来が評価されるといっても良いが、最低限これくらいは大丈夫という下限の高さも重要である。
□立派な人間とは、一言でいうと、毎日コンスタントに仕事をする人である。そういう偉い人を見たら、素直に「すごいな」と思う。その「すごいな」という気持ちが大切で、これが自身の向上の原動力になるだろう。アイドルを見て「すごいな」と素直に思えるのに、総理大臣を「すごいな」と見られないのは、途中に介在する第三者(マスコミ)の演出を通してしか「人」を見られないからである。
グローバルとは?
□海外の小説を読まない人が多い。グローバル化の反対である。