ケニアは2017年8月28日、プラスチック製袋の全廃に踏み切りました。例えば、成田の空港で買ったものを入れたレジ袋はケニアには持ち込むことはできません。(その後、代替として導入された不織布に関しても全廃が決まりました。)使い捨てプラスチック袋の製造、輸入、販売、使用に関わった場合、200万~400万ケニア・シリング(約220万~440万円、Ksh、1Ksh=約1.1円)の罰金刑などが科されるます。3Rの仕組みが整っていない国の環境問題は深刻です。
2019年GW
3年前のゴールデンウィークは、ケニアに行ってきました。他に、ジンバブエとボツワナにも行きました。ケニアのイチゴ農家の方は、栽培方法などを日本に勉強しに来ず、ユーチューブを見て独学で素晴らしい栽培をしています。時代は、変わっています。
奥深い、アフリカのことわざ
「雨季にあなたを助けない人は、日照りのときも助けない」
「からっぽのポットがもっとも大きな騒音を出す」
「世界とはヤギの乳房のようなもの。あなたがしぼらないかぎり、ミルクはもたらされません」
「隣の人がよいのは、その隣の人がよい人だからです」
「食事の上のハエをただ見つめているとき、それはあなたが満たされているとき」
「愚か者が何かことわざを口にするときは、その言葉の意味を誰かが教えてあげなくてはならない」
「ほかの人との対話は愛を生み出す。対話のある家は長く繁栄するが、対話のない家はすぐに滅びる」
「英知とは、バオバブの木のようなもの。誰もひとりでそれを抱きしめきれない」
「裸の人は、やぶけた服を着ている人をしばしば笑うものだ」
「歯があるうちにココナッツを食べなさい」
「あなたが火をおこすとき、人々は喜んで参加します。あなたが灰の始末をするときは、たいていほかに誰もいません」
「安い馬に速さを期待するな。そのいななきに満足せよ」
「あなたを苦しめる煙は、あなたがこしらえた、たき火によるものだ」
「あまり言葉が多すぎると 意味がわからなくなる」
「清らかな良心が、枕をやわらかくする」
象は、なぜパオーンと鳴くか?
旅行中、スマートフォンのメモ帳に残した内容です。
□象が鼻を上げてパオーンと鳴いているときは、嗅覚で敵かどうかを見分けている。象は視覚よりも嗅覚が発達している。
□陸に上がったワニが口をあけているのは、熱中症対策。
□ケニアの学校は、初等教育が8年間、中等教育が4年間、高等教育が4年間の8-4-4制度。
□海外からビニール袋を持ち込むと、罰金か懲役。(リサイクルがない)
□悪路を走ること+イギリス領であった名残で左側通行なので、丈夫な日本車が大人気で、中古車が船で運ばれてくる。トヨタの車が人気で、中でもハイエースが最強。
□ザンビアは銅の産地として日本にもつながりがある。昔は10円玉の材料にもなっていた。(ガイドにプレゼントしたら喜ばれた)現在は、コバルトが携帯電話のリチウム電池に使用されている。
□ヌーの大群が川を渡る様子は見られず。ヌーは、さまざまな動物の特徴を寄せ集めてできたという伝説がある。(ウルトラマンタロウで言えば、タイラント)
□ケニアのスラムには、約100万人が住んでいると言われている。
□サファリの中に泊まったのは、テント型のロッジ。Wi-fiが使えないのはもちろん、冷蔵庫、電話もなし。12時から4時までは電気もなし。マラリア蚊が怖いので、蚊帳と虫除けバンド(ユーカリの匂い)と、持っていった蚊取り線香が命綱。高地で朝晩は冷えるので、湯たんぽを使って寝る。日本風。
□旅の2日目にはマサイ族の村を来訪。長老にもお会いした。マサイジャンプも一緒に踊る。みなさんが喋る言語は英語とマサイ語、スワヒリ語のトリリンガル。職業柄、子どもには大人気。ハイタッチは世界共通のコミュニケーション。
□ケニアのナイロビのホテルに泊まったときは、強盗や暴漢に遭遇してしまうため、暗くなってからは、外に出ないように厳重注意。後日、ジンバブエに行ったときは、暗くなってからは肉食動物に襲われるから外に出ないように厳重注意。
□ボツワナでは、チョベ川(リバー)で船に乗って、野生の動物たちを探す。沈む夕日の美しさから、ついチョベリグと言いたくなる。
□ジンバブエでは、200億ジンバブエドルをいただく。現在は使えないが、当時の価値は1円以下。