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サイレント・カル


第30代アメリカ合衆国大統領カルビン・クーリッジは極端に無口な人で、「サイレント・カル(無口なカル)と呼ばれていました。大統領を目指すものにとっては、それはどちからといえば、欠点だったようです。

「翼よ、あれがパリの灯だ」で有名なリンドバーグの父が、大統領になる前のカルビンを招きパーティを開いたことがありました。しかし、さすが「サイレント・カル」です。パーティの最中も彼はむっすりしたまま。ほかの招待客たちは、あまりの彼の静かさに個性も魅力も感じられず、「彼のことを好きになるなんて、いるもんか」と思っていたそうです。しかし、リンドバーグの父は彼らに対して「カルビンは大統領になるだろう」といいました。みんなは不思議な顔をしていましたが、6歳の娘のアンは「私は彼が好きよ」と、父の意見に賛成したのです。
そして、包帯が巻かれた指を見せながらこう言ったのです。

「私のケガのことを心配して聞いてくれたのは、彼だけだったもの」

政治分野を得意にするには

国会議事堂の中央広間の四隅には、高さ1Mを超える立派な大理石の台座があり、そのうちの3つには、日本の議会政治をつくるために活躍した伊藤博文、大隈重信、板垣退助の銅像が立てられています。これらは、1938年に造られたものですが、4つ目にの台座には銅像がありません。

実は、4つ目の台座は最初から空席なのです。その理由について、はっきりとしたことは分かりません。しかし、その後も何人かの候補があがった今も、4人目が決まることはありませんでした。そのため、今では「政治には感性は無い。未完の象徴」」という意味に捉えられています。

小6は国会見学に行ったときに、その台座を見ることもあるでしょう。その台座は、通りかかる人たちに語りかけているはずです。

「あなたが4人目になるかも知れませんよ」


政治分野の学習は、「自分のこと」として考えられるか?がポイントになります。

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