【受験前に覚悟を決める】スキーは斜面を滑っていきます。重心を板の上に保つには、体重を前にかけなければなりせん。実は、これが初心者には難しいこと。落ちていく方に体重をかけるという行為は、人間の本能に逆らう行為だからです。怖くて重心を後ろにしてしまうと、尻餅をつくだけです。
スキーが滑れるようになるプロセスは、泳げるようになるプロセスに似ています。人間の体は浮くようになっているのですが、水が怖いときは浮くことすらできません。
困難なこと、不可能に思えることに当たったときには、流れに身をまかせることもコツの一つだと思います。意外に時が解決したり、誰かが見ていてくれて救われたりします。特に真摯に頑張っている人は、周りが放っておきません。
