石川町駅中華街口から徒歩30秒
中学受験国語専門塾です

ストレス解消

今日のブログは、子供たちが読みませんように・・・

ゲームの悪影響

多くの研究の結果として、テレビやゲーム「そのもの」が子供たちにもたらす負の因果関係は、私たちが考えているほどには大きくないと結論づけている。ハーバード大学のクトナー教授らは、17歳以上のこどもが対象になるようなロールプレイングゲームは、子供のストレス発散につながり、創造性や忍耐性を培うのにむしろ良い影響があるとさえ述べている。

ゲームの中で暴力的な行為が行われていたとしても、それを学校や隣近所でやってみようと考えるほど、子供は愚かではないのだ。

私は、子供も一人の人格を持った人間であるので、こうすれば必ずこうなるという簡単な方法論なんてないと思う。(恋愛ゲームの達人が、現実社会で全員結婚できるのか?というユーモアも好き)

ストレス解消は勝負前でも重要

テレビやゲームをやめさせても学習時間はほとんど増えないというデータもある。残念ながら、1時間ゲームをやめさせたとして、男子は1.86分、女子は2.70分しか増えなかったということだ。当たり前のことだと思うが、テレビやゲームの時間を制限しても、子供は「自動的に」机に向かって勉強するようには残念ながらならないのだ。テレビやゲームの時間を制限したら、たぶんそれに類似する他のこと(スマホでYouTubeをみる、ラインをする)に時間を費やすだけである。

子供が、1日1時間程度、テレビを観たりゲームをすることで息抜きをすることに罪悪感をを持つ必要は少ないだろう。一方、テレビやゲームの時間が1日2時間を超えると、子供の発達や学習時間への負の影響が飛躍的に大きくなることも明らかになっているので、入試前だからと言って娯楽(ストレス解消)を全部無くすのではなく、時間制限を親子で話し合っていくのが現実的な対応のはずだと思う。

私は、ゲームを強く勧めるわけではないが、Nintendo Switchの中で家族で体を使ってやるゲームが一番良いのではないかと思う。(昔、ダンスダンスレボリューションというゲームがありましたが、ハマりすぎて、ダイエットに劇的に成功した生徒を知っています)

closeup photography xbox one black controller
Photo by Pixabay on Pexels.com