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セルフ・ハンディキャップ

試験前になるとつい掃除をはじめてしまう現実逃避や逆にあえて徹夜で勉強をするという暴挙に出るのも、わざと成功しにくい状況を設定することで、将来の自分の自尊心が傷つくことから守っているのだという。もし全力で勉強をして成績が悪かったら自分の才能のなさを認めざるを得なくなるので、「セルフ・ハンディキャッピング」と呼ばれる全力を出さない状況を創りだして、失敗したときに責任転嫁できるようにしておくのだ。

「自分では気づかないココロの盲点」で池谷裕二さんが語っている話です。池谷さんの著書は、このブログでも良く紹介していますが、下記の内容も参考に。

もし他人に憤りを感じることがあったら、ぜひ「自分もまた完璧な人間ではない」ことを思い出しましょう。(略)だとしたら、ある人が完璧でなかったからといって、それが怒る根拠に値するでしょうか。当たり前のことが当たり前に起こっただけのことです。そう考えるだけで、たいていの腹の虫は収まるものです。
(「自分では気づかないココロの盲点」池谷裕二)

ユトレヒト大学

2016年に訪問したオランダのユトレヒト大学、ウインター教授は
<「学校は民主主義の練習の場」であり、大人に守られた安全な場所で「みんなでルールを作る」「子供たちだけで問題を解決する」などの練習ができる場として、学校の持っている意義は大きい」>と述べています。

「協力する」「創造する」「自分の頭で考える」といった能力が、いかに教育の場で計画的に育成されているか?は学校選びの基準の一つとなると思います。

自分が幸せと感じられるかどうかは、他人との関係性に委ねられている場合が多いと思います。子供の幸福度ランキング1位のオランダから学ぶべき点は多いと思います。

東日本大震災

「つるかめ寿司」の大将に聞いた仮設住宅での生活のお話。

「店で寝ると疲れが取れないので、仮設に帰って寝ようとしたら、やっぱり腹が減ってたので、なんか食わなきゃと思って、電気ポットでお湯を沸かして、カップラーメンにお湯を入れた。そして、さあ食うぞと思った時に、隣は老夫婦が寝てるし、反対側の隣で中学生が寝てるし、12時過ぎてるので、ラーメンをすすれない。むしゃむしゃ食ったらうまくなかった」

「風呂にも入ろうとすんだけども、商売上、帰ると12時、1時になってしまうと、ガスがうるさくて、お湯をなかなか入れられない。みんなとおんなじ時間帯に生活が出来ないので、周りが悪いわけじゃないのに、夜も音がするのでお風呂のお湯が流せない」

「盛岡から娘と孫が来て仮設に泊まった時に、夜の8時ごろ様子を見に行ったら、娘が『お父さん、隣の奥さんに怒られた。明日うちの息子がバスケットの試合があるので静かにしてくださいって』娘に言いました。『おまえたちのおかげで、お父さんが何カ月も静かにしていたのが、一晩で水の泡だ』(笑)」

大将からの感謝の手紙より
~どうか見守っていただきたくお願い申しあげます。こちらにおいでの節は、ぜひお立ち寄りくださいませ。お体を大切に、再会の日をお待ちいたしております~

sushi on black surface
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