カカオも取れないベルギーで、なぜチョコレートが有名なのか?
その昔、ベルギー西部はスペイン王家が統治していました。つまりベルギーにカカオをもってきたのはスペイン人と思われます。カカオ飲料を見せられたベルギー人は、商品開発をすすめますが、なかなかうまくいきません。
そんな中、1828年にオランダ人バン・ホーテンさんが、カカオ豆からココアバターの一部を搾油する脱脂技術の開発に成功。ココアパウダーを発明しました。続いて産業革命などで技術力を誇る英国が固形チョコの技術を開発します。
さらに苦いチョコを甘くしたのがスイス人。1876年にスイス人のダニエル・ピーターさんはコンデンスミルクの事業をしていたヘンリ・ネスレ(あのネスレの創始者)さんと協同で、ミルクチョコレートを発明。
つまりスペイン、オランダ、スイス、イギリスなどヨーロッパ中の技術を結集してつくらたのがベルギーチョコレートと言えるかもしれません。
テロや戦争ではなく、世界が平和であることを心より祈りたいと思います。
責任
イタリアにモンテッソ―リ教育法という幼児教育法があります。この教育法では、まだ三歳くらいの子供に、「責任感」を教えています。
子どもたちは、朝登園してくると、保育室に行って、さまざまな教具のかなから、自分が使おうと思うものを自分で選びます。いったん自分が選んだ教具は、①大切に扱うこと、②最後まで使うこと、③使ったあとは、置かれていた場所にきちんと戻すことが、三歳の子どもにも求められます。
塾や習い事を始めるときに、子ども自身で選ばせる(ようにする)ことは、大切です。そして始めたものは、最後までやりとげさせることも大切です。