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中学受験国語専門塾です

パン屋さん

料理漫画などを見ると、新しい発想の新料理を発明する主人公などが描かれたりしますが、町のパン屋さんの場合は、「常に同じものを作る」能力も求められます。お客さんは、毎日同じパンを食べたくて買いにきます。その日によって、味が違っていたのでは困ります。
ところが、パンは、原材料である小麦粉、水、塩、酵母菌のどれかがほんの少し変わっただけで、味は変わってしまいます。その上、気温や湿度などといった天候の要素、また、パンを焼く窯の状態によっても左右されます。
普段、何気なく食べている「パン」を「いつも同じ味」にさせるのは、実はすごい努力と技があるのです。

うちの塾の隣は、横浜でも有名なメロンパン屋「TSUGUMI」です。

友人関係、または親子関係

人生の岐路において、厳しい態度を取ることは、意識的でないにしても、仲間としての一種の「礼儀」である。

「もし君が悩む友を持っているなら、君はかれの悩みに対して安息の場所になれ。だが、いうならば、固い寝床、戦場用の寝床となれ。そうであってこそ君はかれに最も役立つものとなるだろう。」(ニーチェ)

スラムダンクを読みかえせ(斎藤孝著)

力は、相手次第で出方が変わる。張り合いがあれば、思わぬ力も出る。ぼくは、高校時代テニス部だったが、ある日たまたまプロのコーチに1時間ほど打ってもらう機会に恵まれた。打ってて胃が痛くなるほど緊張したが、速いテンポで気持ちよく打ち合ってもらった。そして、次の日の部活で普通に打ったボールが全部一発で決まってしまったのには驚いた。しかし、何日かするうちに、不思議というか、当然というか、打球は鈍っていた。特にいけなかったのは、相手を甘く見て、「一発で決めちゃ悪いかな」などと思って、手加減したときだった。形勢が悪くなって、「そろそろ本気でやるか」と考え直したときは、もうおそかった。手加減すると取り返しがつかないほど鈍くなるということを、このとき身にしみて、ぼくは学んだ。

入試問題も簡単なものばかりやると、力は落ちる。

loaf bread
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