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フィランドの小5が作った議論のルール

大人が会社の会議で気をつける項目と言われても問題ないですね。

1. 他人の発言をさえぎらない
2. 話すときは、だらだらとしゃべらない
3. 話すときに、怒ったり泣いたりしない
4. わからないことがあったら、すぐに質問する
5. 話を聞くときは、話している人の目を見る
6. 話を聞くときは、他のことをしない
7. 最後まで、きちんと話を聞く
8. 議論が台無しになるようなことを言わない
9. どのような意見であっても、間違いと決めつけない
10. 議論が終わったら、議論の内容の話はしない

 

時ぐすり

『時薬(ときぐすり)』という言葉があります。

辛いことがあったり、悲しいことがあったりして、もう自分がとても耐えられないと思うことがあっても、時間が解決してくれることがあるという意味がもっとも近いでしょう。(以前、浅野中学の国語の入試問題のテーマになっていました。)

大切なものほど、あせらずにじっくりと。

・「褒めてくれない」「認めてくれない」と相手に求めるばかりのくれくれ星人にならない。

・わたしは正しいという『自分だけのモノサシ』を自分にも他人にも押し付けない。

・あなたが思う「べき」は、あなただけの「べき」。

・「~するべき」「~やらねば」という「義務」と「決まり」「恐怖」によって制限された『ねば~ランド』で生活しない。

・本当のポジティブとは、物事を○×でジャッジするのではなく、「物事にはいい面も悪い面も両方あると信じる」ということ。

・迷惑をかけると、相手にとって本当に迷惑になることもあれば、迷惑をかけて、かえって相手に喜ばれることもある。思っているより大した負担ではなく、むしろ「役に立ててうれしい」と思ってもらえることも。

休むこと

昔から、画家は長生きで、作家は短命と言われます。画家は、絵の具の色を見なくてはいけないため、照明がなかったころは、太陽が出ているときに仕事をしなければならなかったのです。作家の場合、文字をみることができればよいわけで、深夜まで暗い照明の中でも、文章を書くという生活スタイルになったと思われます。

「頑張っている人ほど、ゆっくり休む」
ということを合言葉に。

ネイティブ・アメリカンの言葉

あなたが生まれたとき、
あなたは泣いて周りの人たちは笑っていたでしょう。
だから、いつかあなたが死ぬとき、
あなたが笑っていて周りの人たちが泣いている。
そんな人生を送りなさい―。

コブラ効果

イギリス植民地時代のインドで起こった話です。
猛毒を持つコブラを一斉に駆除しようと考えたイギリス政府は、コブラを駆除した人に懸賞金を与える政策を思いつきました。この作戦は、初めはたいへん効果がありましたが、結局は大失敗となってしまいます。

その理由は・・・。なんと、懸賞金目当てにコブラを飼育して増やそうという人がたくさん出てきたためです。

じゃあどうすれば良かったのか?これは、調べたけど載っていないので、私が勝手に考えたことですが、「コブラを育て始めた農民たちに怒って、イギリス政府が懸賞金をかけるのを辞めたために、農民たちは野原にコブラを放した」という流れであることを考えると、
「コブラを野放しにすることの危険性」ということを丁寧に説明するしかなかったのではないか?と思います。もちろん、文化の違いや時代背景もありますので、必ずしもうまくいくとは限りません。
でも、人を動かすときに「理由」はしっかり伝えないと、大きな間違いに繋がりそうです。

背水の陣

マサチューセッツ工科大学で、学生に「14週間(およそ100日)以内に、3つの論文を書いて提出しなさい」という課題を出しました。すると、以内という言葉で安心したのか、最初の一週目から課題に取り掛かったのは、なんと『2.5%』しかいませんでした。

時間がたくさんあると思うと、人間はなかなか本気にならないものです。だから、何時までやるのか?(デッドライン)ということを強制的に決めないと、頑張れないのです。背水の陣という言葉もありますし。人間は、人事を尽くしていないのに天命を待っていることが多い。

group of people forming star using their hands
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