一休さんが、大きな鐘を指一本で動かして見せるといいます。
「できるわけがない」と和尚さんたちに言われてしまいますが、一休さんは最初に指でポンと鐘を押すのです。
そて、ほんのわずかに鐘が動きますので、揺れのタイミングを見計らって、さらにポンっと鐘を押します。
それを何十回、何百回と続けると、大きな釣鐘がグワーンと揺れるようになります。初めから大きく揺らすのは、慣性の法則で難しいのですが、一度揺れ始めると、力はほとんど必要ではなくなります。
なんでも「やり初め」がもっとも大切。一度習慣になってしまえば、大きな財産となる。
カエルは動くハエにはパッと飛びつくけども、動きのないものには全く関心をしめさないといいます。
人間の脳も、変化しないものには、興味を示しません。
いつも美味しいものを食べている人は、その美味しさにいつしか麻痺してしまします。
いつも家族の温かさに囲まれていると、そのありがたさが感じなくなっていることもあるでしょう。
塾通いもいつの間にか、新鮮さがなくなっていると効果も薄くなるものです。
新学期は、通う時間帯や時間数はもちろん、単元も変わります。
また、新鮮な気持ちで生徒たちが戻ってこれるよう、常に新しいものにチャレンジしつづけていきたいと思います。
自宅でも、部屋の模様替え(整理整頓だけでも良いかも)などで、新鮮さを演出してみてはいかがでしょうか?
一つから始めよう
約40冊の著名な成功法則本から、それらが提唱する行動・思考習慣をピックアップしたものです。
受験に成功する生徒のタイプと共通点があるので、子どもたちにも紹介しましたが、まず大人ができているか反省させられます。
【ランキング】
①時間を大切にする
②挨拶をする
③いつも笑顔を絶やさない
③常に感謝を絶やさない
⑤素直になる
⑥十分な準備をする
⑦好奇心を持つ
⑧失敗を恐れない
⑨自信を持つ
⑩嘘をつかない
⑪規則正しい生活をする
⑫部屋や机をいつもきれいにしておく
⑬人の長所をさがす
⑭夢の実現を強く願う
⑮ポジティブシンキングを徹する
