ピタゴラス
万物は数である、というのはピタゴラスの言葉。
算数(数学)を論理的に解く問題を紹介します。ご家族でどうぞ。
問:+、-、×、÷を1つずつ使って正しい式にしましょう。
5□4□8□16□9=12
解説:
やみくもに当てはめるのは、論理的とはいえません。
①例えば、÷はどこに入れても分数になるので、×と÷は連続しているのではないか?という仮説を立てます。(計算の順番にも注意・横浜共立学園は必ず四則混合の計算が問1で、出題されます)
②4、8、16の部分が、整数がつくりやすいのではと見当をつけます。
解答:
5-4×8÷16+9=12
同じような問題は、過去に麻布中学、フェリス女学院などでも出題されています。
算数オリンピック
2004年の国際数学オリンピックの問題です。(隠れている才能が見つかるチャンス、低学年でもで出来るので選びました)
問:りんごが10個入った箱と6個入った箱がいくつかあります。りんごが合計で38個あるとき、箱は合わせていくつありますか?
解答:
中学のときに習う方程式をつかって
10x+6y=38
としても、その先に続きません。
1の位が8なので、6×3、6×8の2つ。ただし、6×8=48だと38を超えてしまうので当てはまりません。
6個入りの箱は3箱で18個と考えられます。そうすると、のこりが20個になるので、10個入りの箱が2箱で20個となります。
簡単な問題ではなく、難しい問題の方が子どもは好き
お子様に出題してみて、上手にヒントを出して、褒める材料になると嬉しいです!!!!
簡単な問題ができても喜んでくれませんので!!!