三日坊主

１００❌１と１❌１００

数学（算数）的には、同じものでも、人生においては違うということが存在します。

「ひとりが100回聴く音楽」
「100人が1回しか聴かない音楽」
のどちらが素晴らしい音楽か？音楽が本でも良いでしょう。

本物を知る目や耳を持ちたい。

『自分の年齢を3で割ると人生で何時にいるかがわかるらしい』という説があります。

大学を卒業し、就職する２２歳～２３歳は、だいたい朝の7時。これから社会に出ていくと考えると、ちょうど良い感じになります。

小６受験生の場合は、１２÷３＝４。つまり、朝のまだ４時。
まだまだ夜明け前。
しかし、少しずつ、少しずつ明るく照らされてきます。

上の計算が全てキレイに当てはまるとは思えませんが、長いスパンで人生を考えるのは素敵なこと。

志茂田景樹さんが、三日坊主について語ったこと。

「三日坊主を恥じることはない。何かを発心し短期間でも継続できたのだから、それだけのものを得ている。これからの人生のどこかでそれは役に立ち、新たに学ぼうとすることの基礎になる。また、その繰り返しの中でライフワークに巡り合うことさえある。三日坊主は意欲盛んな証拠である。」

同感。
第一歩を踏み出すことが、いかに難しく、いかに素晴らしいことか。