ナポレオン
「我が辞書に不可能はない」という言葉は、ナポレオン・ボナパルトの名言として知られています。本来のフランス語訳では「不可能はフランス語ではない」とか、元は「不可能という文字は愚か者の辞書にのみ存在する」だったという説もあります。いずれにせよ、司令官として連戦連勝した英雄としての言葉として知られています。
しかし、そのナポレオンも妻のジョセフィーヌに対しては、手紙で次のように心情を吐露しています。(人間の二面性は、たとえばフェリス女学院の入試問題の記述で求められます)「私の生活は、不断の悪夢だ。不吉な予感で息もつけない」
しかも、この手紙はナポレオンが世界から絶賛されている時に書かれたものです。何かに立ち向かっている人は、このように不安からは逃れられないもの。逆にいうと、「不安なときは、戦っている証(あかし)」です。
グータッチ
<グータッチやハイタッチは元気を与える>
海外旅行でケニアに行き、マサイ族の村を来訪したことがあります。長老にもお会いしました。みなさんが喋る言語は英語とマサイ語、スワヒリ語のトリリンガル。子供達と一緒にマサイジャンプもやりました。最後は、ハイタッチで笑顔になりました。ハイタッチやグータッチは世界共通のコミュニケーションです。
いいね
開国から150年経ってもいまだに「褒める文化」だけは輸入できていないという分析があります「インスタ映え」という言葉がありますし、Xで<いいね>をもらいたがるというのは、たしかに「褒められたい」願望の表れかもしれません。日本人は、待ち合わせに遅れてきたときに「申し訳ありません」。英語では、「THANK YOU FOR WAITING(待っていてくれて、ありがとう)になります。私は、近しい関係であれば、後者の方が気持ちがいいなと思います。「褒める」「褒められる」、そして「ありがとう」を心がけて明るい家庭に。