二項対立

単純な二項対立に落とし込めない、難しい問題が出てきたとします。その時は、無理に一般化しようとせず、個別の事例を見ていくことが大切です。（ちなみに「二項対立」は、国語の授業で学びます）。

例えば、中学受験をした方が良いのか？良くないのか？などは、単純化することは不可能なはずです。「高校入試の方が良い」「いや今は中学入試の方が良い」などのの議論が噛み合うわけがないし、付き合うのも時間の無駄ではないでしょうか。これこそ、個別の事例を見ていくことが大切です。短い言葉で言うと、教育方針なんて「よそはよそ、うちはうち」が王道。他人の意見は、あくまでも参考程度で十分です。

私は、カリスマ講師と呼ばれてメディアに出ている人に違和感を持っています。私はカリスマではないですが、もし同じ呼び方の提案をされたら丁重にお断りします。理由は、単純に恥ずかしいからと教育に生徒全員に一般化できるような方法論がないからです。また、個人的にカリスマとはビートルズやパブロピカソ、日本では夏目漱石などの紙幣になるレベルの人だと思います。カリスマの辞書的な意味はそうではないでしょうか？