お殿様の教育係
江戸時代のお殿様は大変な権限をもっていましたが、だからこそ教育係は小さいころから厳しくしつけていました。
「今、あなたが食べている一粒のお米をつくるには、お百姓さんが1年間にいろんなことをするんですよ。時には、雨に打たれたり、風に吹かれたり苦労に苦労を重ねるのです。そして、八十八の関所を越えてようやく出来上がったのが、一粒の米なのです。あなたは、やがてお殿様になる人ですから、みずからはそういう苦労をする必要はないけれど、そのお百姓さんたちの苦労というものが、本当にお分かりにならないと、みんなを治めることはできませんよ」
小さい頃だからこそ、大事なことをを教えられないと、日本国中が「バカ殿さま」ばかりになってしまったでしょう。その殿様たちがいたお城を中心に、藩から県が生まれています。(昨日のブログにごういんにつなげる)
※志村けんさん、大好きだったなあ。小学校時代のヒーローでした。
ルーズベルト大統領
小6はもう日露戦争は学習済みだと思います。そのときに日本とロシアの仲裁を行ったアメリカ合衆国のルーズベルト大統領の言葉。
「もっと軽い荷物にして欲しいと祈ってはいけません。もっと強い背中にして欲しいと祈りなさい」
「われに艱難辛苦を与えよ」という言葉を残した日本の武将もいましたが、そんなに厳しい感じでとらえる言葉ではなく、物事を「前向きにとらえよう」ということでいいのではないでしょうか。
フランスの哲学者のアランは、「成功して満足するのではない。その仕事に満足したから成功したのだ。」というコトバも残しています。
芥川龍之介
阿呆(あほう)はいつも、彼以外が阿呆であることを信じている。
阿呆という書き方で鋭い方はお分かりかもしれませんが、芥川龍之介の言葉です。自分が絶対に正しいと思うから人は怒るのだという説もありますので、イライラしたときには思い出したい言葉です。むしろ自分を「阿呆」と位置づけたほうが、長い目で見たときにはうまくいきそうです。
『テニスの王子様」という漫画の主人公、越前リョーマが相手に対して、「まだまだだね」というのですが、ひょっとしたら自分に対しての言葉だったのかもしれません。
ジャンプ繋がりで、「ワンピース」より(私は、このころが好きでした)
「医者のやり方・・・教えてくれよ・・・・!!! トナカイでもやれるかな」(チョッパー)
「やれるさチョッパーお前はこんなに優しいじゃねぇか・・・!!!(Dr.ヒルルク)