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十五少年漂流記

夏休み、チェアマン寄宿学校の少年たちは、船の旅に参加するため、帆船スラウギ号に乗り込んだ。ところが、船は15人の少年だけを乗せたまま流され、嵐にあい、たどりついたのは無人島だった。

フランスの小説家、ジュール・ベルヌの書いた「十五少年漂流記」です。

無人島で生きていくだけでもすごいのに、選挙で大統領を決め(任期1年)、勉強をし(年上が年下の面倒を見る、まさに学校)、食糧や燃料の確保まで行い、生きのびていきます。似たようなサバイバル生活がTVでも放送されますが、大人(ナスD以外)よりはるかに子どもたちは、たくましく、そして順応性が高いことを感じさせてくれます。

初代大統領になったゴードン(14歳・アメリカ出身)が決めた、生活の心がまえ

①ひるみそうになるときは、たちむかえ。そうすれば、もうひるまない。

②頑張れる機会をむだにするな。

③骨おしみするな。しただけのことはかえってくる。

苦しい坂でも必ず下り坂になる

 

置かれた場所で咲きなさい(渡辺和子・幻冬舎)を再読(再々・・・)しました。

・咲くということは、仕方がないと諦めるのではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすることなのです。

・自分らしく生きていれば、「必ず見守っていてくださる方がいる」という安心感が、波立つ心を鎮めてくれるのです。

・咲けない日があります。その時は、根を下へ下へと降ろしましょう。

・置かれた場に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては、環境の奴隷でしかありません。

・結婚しても、就職しても、子育てをしても、「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。そんな時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいものです。

・幸せを他人まかせにしてはいけない、自分が積極的に動いて、初めて幸せを手にいれることができる。便利さを追い求め、面倒なことを嫌いがちな現代の忘れ物の一つは、自分が動くこと、そして世の中を明るくしてゆこうという積極性なのです。

・子どもは親や教師の「いう通り」にならないが、「する通り」になる。子どもに何かを伝えるのに言葉は要らない。ただ、誠実に努力して生きていくだけでいい。

・自分自身との戦いの末に身に付いたほほえみには、他人の心を癒す力がある。

・不機嫌は立派な環境破壊だ。何もできなくていい。ただ笑顔でいよう。

・人は「愛する人のために生きたい」と、思うことでより強くなれる。愛は生きる原動力。

誰かのために!!

shallow focus photo of pink and brown jellyfish
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