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谷川俊太郎の子どもへの深い目線。

うそ
ぼくはきっとうそをつくだろう
おかあさんはうそをつくなというけど
おかあさんもうそをついたことがあって
うそはくるしいとしっているから
そういうんだとおもう
いっていることはうそでも
うそをつくきもちはほんとうなんだ
うそでしかいえないほんとのことがある
いぬだってもしくちがきけたら
うそをつくんじゃないかしら

絵本

<熟成した物語は、子どもたちの心の奥底に眠っている人間が持つ普遍的な感情を呼び起こし、揺さぶる。なかでもとりわけ、眠っている感情を呼び起こす力が強いのは昔話ではないだろうか。現代の子どもたちになじみのない言葉遣いや生活習慣が昔話には多く登場する。にもかかわらず、世代を超えていつまでも語りつがれていくのは、それが多くの人に共通する心の奥底にある塊のようなものについて語られているからであろう。確かに昔話では、通常の児童文学ではそれほど取り上げてこなかった、老いや死といったテーマが少なくないのも、根源的な意識に働きかけているのかしれない。となれば、子どもにだけではなく、大人にとってもまた、昔話や絵本が必要なときはあるのではないだろうか。>
「子どもと本」松岡享子(岩波新書)

東日本大震災の時、体育館に避難されていた方に物資をお届けにいった際、子ども用にと思った「絵本」は、お年寄りから大好評でした。

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