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尖る

「尖った子どもに育てなさい」(柳沢幸雄・中央公論新社)より。元開成中学校・高等学校の校長先生、現在は北鎌倉女子学園の学園長です。2年前に対談をさせていただきます。

□教育というのは決して難解なものではなく、本来、誰にでもでき、楽しいことなのです。それを難しくしているのは、社会や親の思い込みや勘違いにほかなりません。

□教育は「蚕の繭玉から糸を引き出す」のに似ています。引き出すのが遅すぎると糸はこんがらがってしまい、逆に早すぎると切れてしまいます。適切なときに、適切な力で引っ張り出すから美しい絹糸になるのです。

□アメリカでは「私はあなたを誇りに思う」のように盛大に褒めてくれます。

□親の笑顔とほめ言葉は、子どもに何よりの安心感と自信を与えてくれます。

□子どもの成長を過去と現在で比較し、評価すること。時間軸の前後で見てやること。私はそれを垂直比較と呼んでいます。

□子どもが話すのが7割で、親は2~3割くらい話すようにすることです。私はこれを、「2対1の法則」と呼んでいます。

□おとなしい子は心配されるのがアメリカです。

□叱る時間は1分以内。それ以上は、子供は聞いていない。

特にこの言葉は、大切な言葉です。

□子供はダイヤモンドの原石です。

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