才能でも素質でもなく習慣

TBSテレビ「東大王」は、生徒たちにも人気のテレビ番組です。中心メンバーであった水上颯さんの書籍「東大No.1頭脳が教える 頭を鍛える５つの習慣（三笠書房）」をご紹介します。

・僕たちの自己評価は、たいてい現実とかなりずれている。しかも、高い方にずれがち。「この人には勝てるな」と思う相手は、多くの場合同程度の実力だし「同じくらいだろう」という相手は、自分よりもかなり上ということがほとんど。こうした自分に対する過大評価が顕著になってくると、いつの間にか大きな目標から脱線した方向に進んでしまう。

・多くの人が解ける基本的な問題、「これを落としたら差をつけられてしまうな」と思える問題を確実に解けるようにすること。

・大事な試験の当日に、何がダメージになるかといったら、「この問題、どこかで見たことがある」と感じながらも解けないこと。中途半端にいろいろ問題集をやっておくと、「どこかで見た」状態におちいりやすくなる。それよりも１冊にしぼり、「見たことがある問題は完璧に解ける」状態にしておくこと。

・努力し続けるには健康でないと難しいし、自分が頑張ってきた勉強の成果が実を結ぶかどうかというときに、体調はかなり重要なファクター。

・「あのとき、もっと○○していたらよかった」という言葉だけは口にしないで生きていきたい。