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期待を背負うエースの自覚

バスケットマン

<期待は、

背負えば活力、

逃げればプレッシャー>

私は、元バスケットマンですので、漫画「スラムダンク」はバイブルです。バスケットボール部に入部した卒塾生のみなさん、どこかで会った時にはスラムダンクのキャラクターで「誰が好きか」論をかわしましょう。先生は、「みっちー」こと三井寿が好きです。

齋藤孝さんの「スラムダンクな友情論」(文春文庫)より。

・桜木花道は、自分を「天才・桜木花道」と断言して、ことあるごとに人に向かって言う。まわりに「自称天才」とあきれられながらも、最後まで言い続ける。最終巻の最後のセリフも、「天才ですから」だ。自分で自分を「天才」といってしまった手前、やらざるをえない状況に追い込むというスタイルが身についているのだ。

・「エース」という言葉もそうだ。期待を引き受ける器量が感じられる。これを「アイデンティティ」にすると、攻めの構えに入りやすい。「スラムダンク」でも、誰かが「エース」という言葉を口にすると。花道や流川が「エース?」と、ピクッと反応する。それは、期待と信頼に応える強さが、心地よいからだけではない。その信頼に応えることを自分に要求することで、より強い力を生み出すこと、その経験によって成長することを知っているからだろう。

涼しさや


地球温暖化によって、夏は昔と比べてずいぶん暑くなりました。私の小学校時代には、まだクーラーがなく(もちろん学校にも)、自宅にクーラーが設置されたのは中学生になってからでした。江戸時代より前の人は、扇風機さえない中での生活をしていたのだから、大変だったと思います。そんな中、日本人は風鈴などの音で涼を得ていたことを考えると、なんと豊かな感受性を持っていたのだと感動します。平安時代の人が、アジサイの花を見て<紫陽花>という漢字をあてたこと、牛のつのをもとにした<蝸牛>やヒトデを<海星>としたことも素晴らしい。(漢字って、楽しいんです。また、別の機会にでも。)

<涼しさや 直ぐに野松の 枝の形      松尾芭蕉>

どこかの家へ呼ばれていった。するとそこに庭がある。庭には塀がなく、外の松原に続いている。すずしい海風が、家の中に吹き込んでくるような、いかにも涼しげな俳句です。

有名な夏の俳句

<夏河を 越すうれしさよ 手に草履      与謝蕪村>

<夏嵐 机上の白紙 飛び尽くす     正岡子規>

<夏の蝶 日かげ日なたと 飛びにけり     高浜虚子>

<匙なめて 童たのしも 夏氷     山口誓子>

<跳躍台 人なしプール 真青なり     水原秋桜子>

empty clear pool on seashore
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