子どもの今の現実を見たら大丈夫ではないということがあります。しかし、大丈夫ではないですが今ある現実をきちっと見据えるということから出発します。これを楽観主義と言います。楽天主義は大丈夫、何とかなると考えて結局何もしません。かといって何ともならないという悲観主義に立つこともありません。悲観主義は状況に対する勇気を欠いており、何ともならないと諦めて結局なにもしないのです。悲観主義で楽天主義でもなく、ここで私たちが選べる選択肢は、何とかなるかどうかわからないけど何ともならないと考えることはない、とにかくできることをやろうと思ってできることをする・・・これが楽観主義です。そして、とりあえずできることをしてみれば事態は変わるときは変わります。
深刻ではなく真剣に
問題はすぎに解決することはないかも知れませんが、深刻になることはありません。深刻であるということと、真剣であるということは全く別のことです。人生を楽しみたいと思うのであれば、真剣でないと楽しむことはできません。ゲームでもスポーツでも、勝てそうにないと思った相手が投げやりでいい加減な態度をとっていると、楽しみはなくなります。