加減を知る
「いい加減」「適当」という言葉は、いつの間にかマイナスの意味を表す言葉となっています。言葉は生き物ですね。
徳川家康の侍女にお梶の方と言われる人がいます。(漫画「花の慶次」にも出てきます)お梶の方は、あるとき家康から、「この世の中で一番うまいものは?」といわれたときに、「塩」と答えました。
つぎに、「この世で一番まずいものは?」とたずねられて、やはり「塩」と答えて、家康を感心させたといいます。
現代では、「お金」に置き換えてもよいかと思います。何ごとも「加減」が大事だということ。勉強でも、何もやらないのは論外、でも無理は長続きしない。その「加減」を知るのも、中学受験を通して学んで欲しいことの一つです。
ゆっくり、ゆったり
「ゴジラ」や「ウルトラマン」シリーズの戦闘シーンは、ハイスピードカメラという特殊なカメラで撮影した映像をスロー再生させたものです。(余談ですが、アニメ「エヴァンゲリオン」というアニメは、ウルトラマンの戦闘シーンをオマージュして作られていいるそうです。)
スロー再生をすると、土煙もゆっくり立ち上るし、怪獣の動きもその大きさや重さを感じさせるものになります。
人間に置き換えると行動はキビキビ、そしてこころの中は「ウルトラマン」のようにゆったりと、というのが理想ではないでしょうか?
おまけ:よく言われることですが、誰かとしゃべっていてゆったりの反対で、相手が「早口になったら」その部分はウソである可能性が激高です。
ストレス・チェック
2022年4月4日の首都圏は冬を思わせる寒さでした。寒暖の差が大きい時は、美味しいものを食べ、ゆっくり湯船に浸かり、ニコニコしていることが重要です。
□自分のお味噌汁のあさりだけが一個も開いていない。
□ふとセーターの袖を引っ張られ、振り返ると木の枝だった。
□新学年になって、しばらくたつのに、同じクラスの子に、「キミ、何組?」と言われてしまった。
□友だちの家に、何を聞いても「別に・・・」「特にないです・・」としかしゃべらないインコがいる。
□家族で買い物に行ったドンキホーテの音楽が、頭の中から離れない。
□弟にパピコを2本とも食べられたことが、去年の夏からずっと許せない。
□ランドセルを前にして通学するのが、去年から小学校でブームらしい。
□「九十九里浜は、あと1里がんばれば100だよ!がんばれよ」と八つ当たりしたことがある。
□お母さんが、気付いてみると「あら、やだ」という言葉を1時間に24回も言っていた。
□猫を撫でていたら、何もかもがど~でも良くなってきた。
□ベルマークを集めていたと思ったら、ミツカン酢のシールだった。
□戦隊ショーを見に行ったら、○○イエローとしか握手ができなかった。
□疲れすぎていて、かくれんぼで「もういいかい?」と聞かれたときに「どうでもいいよ!」と返してしまった。
□疲れすぎていて、目の上にもクマができた。
□コピーしたての紙に、とてもぬくもりを感じてしまう。
□動物占いで「ペガサス」と出たときの、喜びが忘れられない。
□1ギガバイトといわれても、ぴんとこない。
□競歩をはじめてみたとき、「絶対、みんなトイレをがまんしている」と勘違いした。
□「いつ髪切ったの?」と聞いたのに、友だちに「うん。」と言われた。
□旅行で、京都でお寺の写真をいっぱい撮ったら、全部、知らないおばちゃんにピントがあってた。
※全部当てはまったら、お通いの塾に相談してください(笑)。