石川町駅中華街口から徒歩30秒
中学受験国語専門塾です

直前にもうひと伸びさせる心理学

「直前にもうひと伸びさせる心理学」
入試直前は学校別の対策が王道だというのは、もちろんです。しかし、「先生、○○中の対策プリント頂戴!」と気軽に申し出てくる生徒は、学力を上げたいというよりもなんとかして楽をしたいという思いが混じっています。そんな楽な対策教材があるのなら、すでに渡しているわけですし、みんなが使えるプリントであれば差がつきません。そんな子どもに、5倍や10倍などの高い倍率を乗り越える力がつくわけがありません。塾では、「教材と入試問題の的中がたくさんあります、対策はお任せください」と入試報告会での説明がありますが、まずはやるべきことをやった後の話であるということを子供たちには伝えていく必要があります。地道な勉強をやり続けることを最後まで応援したいと思いま
す。


そのほか、いくつか直前の心理に対して、私なりの返答をご紹介します。
「合格できるかどうか不安です」
これは、よほど神経が図太い受験生でない限り、誰もが持っている疑問です。でも、まだ試験を受けたわけではないのです。合格か不合格かは試験を受けてみないことにはわかりません。もしかしたら、自分の得意な分野の設問が多く、楽に合格点に達することがあるかも知れないのです。まだ見てもいない問題の出来不出来を心配しても仕方ないでしょう。中学入試とは、満点を取る必要はなく、合格に必要な点数を取っていればいいものです。入試直前には、逆に開き直るくらいの気持ちでいてください。

「他の受験生はもっと勉強しているだろうな」
今までサボっていたのであれば、このとおりの心境だと思います。しかし、少なくとも塾を休まずに授業を受けていた受験生なら、他の人の心配をあまり気にすることはありません。人には、それぞれ自分にあったペースがあります。それをしっかり理解すれば、自分のペースできちんと勉強していることで、逆に自信が持てるはずです。人は人、自分は自分という意識を持ち、焦らず、それまでのペースを崩さないように勉強を続けましょう。

「もし落ちたらどうしよう」
まだ結果が出ていないことをあれこれ心配しても始まりません。先のことをイメージするなら、落ちたときというマイナスのイメージではなく、合格して志望校に楽しく通っている自分の姿のようなプラスのイメージをするべきです。マイナス思考は、結果を良くない方向へ引っ張っていきます。入試直前は、合格するための最後の踏ん張りのときです。良い結果だけを意識して取り組みましょう。

<頑張れ>
入試直前につい使いたくなる「頑張れ」。たとえば、英語圏で人を応援するときは、一般に「HAVE FUN!」という言葉が使われます。直訳すると「楽しんで!」になりますが、彼らはどんな逆境も能動的にエンジョイするくらいの気持ちがないと実力を発揮できないと知っているため、こうした言い回しを使うのです。一方、日本語の「がんばれ」は「頑なになって張れ」と書いて「頑張れ」ですから、これほど緊張を強いる言葉もないでしょう。「言われなくても頑張ってんじゃん」と反発にも繋がりますので、使いすぎに注意。

<睡眠時間の確保>
心配で眠れなくなる夜のために。
次に、よく眠るための方法です。がさえてなかなか眠れるものではありません。
それを解決するには、ストレッチがお勧めです。机に向かっていると、つい身体が前傾姿勢になってしまいます。つまり、背が丸くなり、横から見ればアルファベットのCの形になっているわけです。これでは、肩・背中・腰の筋肉の緊張はずっと続くことになります。
①背伸びをする(1回3秒、5回程度)
②肩を上げ、ストンと落とす(10回程度)
③肩をまわす(外回し、内回し各10回程度)
④首をまわす(外回し、内回し各3回程度)
これぐらいを毎日続けるだけでも、効果はあるでしょう。

pencil shred
Photo by Pixabay on Pexels.com