私には今しかない

よい作品は、文学であっても、音楽であっても、絵画であっても、そして漫画であっても、世代を超えて受け継がれていくものです。

さくらももこさんの「ちびまる子ちゃん」より。（私は、単行本を買っていました。３巻まである巻末のマンガもよかった。）

□「生きるってことは忘れることよ。人間てのはよお、物事全部覚えてら、かえって苦しくって生きていけないもんよ。だから神様がちゃんと忘れるようにしてくれてんだ」（ヒロシ）

□「感謝し、感謝され、これこそ人の歩むべき幸せな人生じゃ」（おじいちゃん）

□「許すことができない人間は寂しいね、人生なんて許しまくってなんぼじゃよ」（おばあちゃん）

そして、主人公のまる子ちゃん。

□「私には今しかないよ。今を生きる女なんだよ」（まる子）

漢和辞典をひこう

漢字を好きになる方法の一つ（私は王道のひとつだと思います）に、漢和辞典で語源を探すというものがあります。まずは、自分の名前から調べてみましょう。

「幸」

という漢字は講演会などで、「辛い」に１本足すと「幸せ」になるから、もう少しの辛抱が大事ですよ、などと使われますが、もともとは、「手かせをはずされて喜んでいる姿」から作られた象形文字です。もとになった字を見ると、上下対称になっています。
「幸せは、気持ちの持ちようで、たとえひっくり返っても幸せ」

□面接のときのエピソード
面接官「お母さんの好きなところを教えてください」
生徒「はい。母の好きなところは伊勢丹です」

□生徒を励ますときのエピソード
先生「辛い（つらい）に棒を一本足すとどうなる？（「幸せ」という答えを期待）」
生徒「つらーい」