私たちは、相手の話を9割以上は、ノンバーバルな情報を元に判断しています。メラビアンの法則では、判断を言葉よりも、見た目や身振り手振り、口調などに重きを置いているとされています。計算ができる馬として20世紀初頭に有名になった「名馬ハンス」は、計算の答えを蹄を叩く回数で答えられたといいます。なぜ答えられたかというと、答えの数字の時に、飼い主や観客が無意識に出していた動きや空気を、ハンスは察知して答えを出していたということです。(ハンスの話は、ネットで簡単に調べられます。真偽はあるかも知れませんが、大事なのは下記の結論です)
入試間際の子どもの接し方に迷われる保護者の方もいらっしゃると思います。子どもは親の心情を敏感に感じとります。うちの子はネガティブなんです、気が弱いんです、心配性ですと言われる保護者がいますが、ご自身がネガティブだったり、気が弱かったり、心配性のケースが多いと経験から思います。
性格は後天的なものだし、身近な人に似ると私は思います。だから、少なくともプロ講師としての私は「ポジティブですし」、「諦めませんし」、「打たれ強い」です。塾生の皆様。ご安心ください。
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