石川町駅中華街口から徒歩30秒
中学受験国語専門塾です

〇〇式に思う

なにかを学ぶうえで、まず大切なのは「型」を身につけること。スポーツも「型」を覚えるところから始まる。バスケットボールのシュートであれば、ボールの持ち方、足の位置、肘や膝の使い方などの「型」をしっかり押さえておかないと練習の効果は薄い。もちろん自己流でやって劇的に上手くなることはない。もし、自己流があるとすれば「型」を身につけた後にやるしかない。

私は中学受験であれば、目先の問題の難度がいかに高くあろうと「型」を外れた学びはあり得ないと思っている。「〇〇式(流)国語の読解法」などは眉唾だと思うし、有効な読解法だとすると分かりやすく(本人が確信的に)「〇〇式(流)」を名乗っているだけで、オーソドックスな解法が②整理されている、②段階を踏んでいる、③簡潔にまとまっている等というケースが多いと感じている。私が、ノーベル賞が取れるほどの「渋田式国語の読解法」を開発できたとしたら、少なくとも問題集や解説本などの書籍にしたりせずに目の前の生徒指導のためだけに使うか、社会貢献のために世界全体へ無料で公開するかのどちらかを選択すると思うので。

basketball net
Photo by Edgar Colomba on Pexels.com