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「どういう声かけがいいですか?」

脳科学の発達により、やる気を作り出している脳の部位が脳の中心近くにある「側坐核」であることが明らかになっています。前頭連合野から「何かを始めよう」という指令を受けると、側坐核が扁桃体や海馬などと「それが好きかどうか」を判断し、やる気があるかどうかを決めているということです。つまり、「勉強が好き」「勉強が面白い」という風に思わせることができれば、モチベーション問題は解決となります。

「では、どうやったら子どもが好き、面白いと思ってくれるのよ!」という親の声が当然あるかと思いますが、長い経験で一つだけ間違いないことがあります。それは、大人が叱ったり、コントロールしようとしたり、模試などの数値だけで評価したりするという、マイナスのことをやらないことです。「どういう声かけが良いですか?」のアドバイスの一つが「何も言わないこと」のケースは非常に多いのです。そもそも勉強することで、知識が増えたり、できることが増えることはプラスの感情を引き起こすはずだからです。

生徒に聞いたやる気を失わせた声かけ

「成績下がったら、習い事(塾・受験)をやめさせます」

「宿題が終わらないなら、○○に連れて行きません」

「本当に宿題は終わったの?(と疑う)」

cheerful young woman screaming into megaphone
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