ぼくの短歌ノート「穂村弘/講談社」を読みました。この本は、「群像」誌上の「現代短歌ノート」をまとめてあるものです。日本の文化、万歳です。
□土曜日も遊ぶ日曜日も遊ぶおとなは遊ぶと疲れるらしいね
作者は高校1年生。
□あの青い電車にもしもぶつかればはねとばされたりするんだろうか
素直すぎる作品。
□「おぢいちゃんしぬまでながいきしてください」誕生祝いは孫からの文
「じ」ではなく「ぢ」というのも大事なポイント。
□ラーユがない!ギョーザをショーユだけで食うオリンピックなんざ知ったこっちゃない
これはカタカナ。
□座るとき立ち上がるとき歩くとき ありがとう足そして重力
感謝の気持ちは大切。
□ハブられたイケてるやつがワンランク下の僕らと弁当食べる
身も蓋もない歌。ただし、中学受験でよく出るテーマとなります。
□髪の毛がいっぽん口に飛び込んだだけで世界はこんなにも嫌
リアルな短歌。
最後は、歌手「ゆず」の作品です。(北川君でしょうか、岩沢君でしょうか?)
□最後だし「う」まできちんと発音するね ありがとう さようなら
「ありがと」「さよなら」よりは、気持ちをこめて。