□「悲しいときには、胸が張り裂けそうな苦しみを味わいます。やがていつの日か心の晴れるときが来ようとは、いまは夢にも思えないことでしょう。けれども、それは思い違いというものです。あなたは、きっとまた幸せになれます」(エイブラハム・リンカーン)
□「年々にわが悲しみは深くして いよよ華やぐ命なりけり」(岡本かの子)
□「人生は悟るのが目的ではないです。生きるのです。人間は動物ですから。」(同)
最後は、小説家・五木寛之さんの言葉。
□「人間は十人十色、というより百人百色なのです。人はさまざまで百人百色だということは、たとえば手紙を書いてみると一目でわかるのです。何でこんなに字が違うのかというくらいに、百人が百人違う。人はしょせん一人ひとり違うのだ、ということを腹の底から納得する必要があるような気がします」