元も子もないですが、「子どもには、やる気なんてない」ということを前提にすれば、気持ちが楽になります。ちなみに、やる気が入塾から入試まで高い次元でキープしていた生徒はいません。
もし子供のやる気の出し方が方法論として確立していれば、すでに世界中の学校では実践されているはずです。それが、ないことを考えると「誰にでも通用するやる気の出し方なんてない」ということです。やる気の出し方にこだわるよりも「習慣」にしてしまう方が楽だということで、「中学受験合格できる子の習慣 できない子の習慣」(中経出版)という書籍を出したことがあります。(在庫がないのですが、Kindleでは読めます。)
「うちの子はやる気がないんです」というより、短時間からのスタートでも構わないので、勉強するのが当たり前という習慣(時間の使い方)をつけていく方が近道です。