「集中力がない子」ではなく、「散漫力のある子=興味の対象が広い子」と言う視点で見ると解決の糸口が見つかることがある。実際に集中力がある子は、自分の好きな教科はよく勉強し成績も良いけれど、自分の興味がない科目は全くダメというケースも少なくない。一方、散漫力のある子は、好奇心旺盛で、いろんなことに興味を示し、一つの科目に秀でていなくても、全体的にバランスの良い成績を収めるケースもある。後者のケースは、同じ科目を1時間続けてやるのではなく、(過去問演習以外は)算数を15分→国語を15分というように、ローテーションをさせて飽きない工夫をすると良いことがある。