百五十年に一人の天才と呼ばれたプロボクサー、大橋秀行さんの話。
「大事な試合で負けてしまう理由を「なぜだ、なぜだ」と冷静に分析してみたら、負ける前はいつも監督とかジムの会長に不満を持っていたんです。勝ち続けてくるとどうしても自惚れが出てきて、自分の力で強くなったと勘違いしてしまうんですね。だから、『なんだよ、アイツ』とか『教え方が悪いんだよ』と周囲に不平不満が出てきたところで負けていることに気づいたんです。負けるのは周囲が悪いんじゃなくて自分が悪いんだと考えを改め、周りに対して感謝を持って接すると、やっぱり自分が変わってきました」
他責ではなく、自責がチャンピオンになる秘訣。
