できない、から始まる

「できないと思ったことをクリアした人間だけが、一段上の景色を見ることができる。」（石黒由美子）

石黒さんがシンクロナイズドスイミング（現アーティスティックスイミング）の選手として北京五輪に出るまでには、壮絶な体験がありました。小学2年生の時に、交通事故に会い、顔面を５４０針縫う大怪我を負ったばかりか、失明の恐れや三半規管の損傷と言った後遺症が残ってしまったのです。しかし、その治療中にシンクロに出会い、競技を始め、日本代表の座を勝ち取りました。自分には「できない」と思った時があった時こそ、真の力を発揮するチャンスかも知れません。

スポーツの世界には、逆境を乗り越えたドラマがたくさんあります。ユーチューブなどの動画を見る時に、せっかくなので、元気が出るエピソードも意識して探して見ると良いかと思います。