夏の花の代表であるひまわり。
太陽に向かって背を高く伸ばしますが、健康的に育てるには秘訣があります。
それは、ひまわり「畑」で育てること。
1本だけのひまわりでは、別に自分が高く伸びなくても太陽の光を得ることが出来ます。それが、周りにたくさんのひまわりがあると、頑張って育たないと、太陽の光を浴びることが出来ません。
ひまわりも人間も、競いあいの中で成長していきます。
主人公になれ
やらされる受験(に限らずチャレンジ)ではなく、自分からやる受験(チャレンジ)にしないと結果はなかなか出てきません。
ドイツのリンゲルマンの実験「人は集団になると手を抜く」
1人対1人で綱引きをしている時の筋肉の力を100とします。
2人で綱を引く・・・94%
3人で綱を引く・・・85%
と人はどんどんさぼっていきます。なんと8人になると49%と半分以下。
自分が受験の主人公にならねば、結果はついてきません。
度胸試し
子供が自転車に乗れるようになることと同じ。補助輪がついている、親が支えてくれる、そういう時期がどんなに続いても、ただそれだけでは自転車に乗れない。あるとき、「ほら、もう大丈夫だ」といわれて、怖いけど思い切って踏み出したときはじめて「乗れた!」と喜ぶ。そういう度胸試しの体験が大人になるとしだいに減ってきた。動かなくなる、シミュレーションばかりするというのも、早い話が臆病になっているから。人生はいくつになっても小さな度胸試しの繰り返しであり、そのたびに世界が広がっていくもの。気軽に動くひとはいくつになっても、この「小さな度胸試し」を楽しんでいる人なのではないだろうか。
答案とは?
本当は、中学時代に原田知世(時をかける少女)が好きでしたので、そこから筒井康隆さんのショートショートの世界に入っていきました。著書『現代語裏辞典(文芸春秋)』にも、さすがセンスの良さを感じさせるものがたくさんあります。私が手帳に書き記した一部です。
愛=すべて自分に向ける感情。他へはおすそ分け。
アドバイス=的確であればあるほど相手への批判となり、喧嘩となる。
言い訳=他人のそれは拒否し、自分はそれが大好きという弁論。
音読=昔はすべての人が音読した。はじめて黙読したのは聖アウグスティヌスの師匠のアムブロシウス。
口喧嘩=普段から心の中で悪態をついている方が勝つ。
高慢=他人から見下されまいとする姿勢。
傲慢=他人を見上げるまいとする姿勢。
今年=「すぐに来年こそは」となる。
子離れ=子供に嫌われてやっと可能になる心理。それでもできない奴がいる。
根性=「いい根性をしている」も「根性が悪い」も、「根性がない」よりはまし。
最悪=すぐにこう言う奴には、すぐにもっと悪いことがやってくる。
惨敗=全員が、試合の責任は自分にはないと思っていた結果。
主語=あとで言い逃れるためにしばしば省かれる語。
少数派=なぜ数が少ないのかを考えない人たち。
試練=つらい状況を粋がっていう言葉。身から出た錆とは絶対に思わない。
素直=遠回しに言っても通じない性格。
正当化=同じ間違いを何度も繰り返す心理。
善悪=どちらか一方は小人物。同居させているのが大人物。
電球=球の切れたのは停電用にお使いください。
電灯=子は点けてまわり、親は消してまわる。
答案=教師が自分の無能を思い知らされるもの。
鈍才=湯川秀樹も大工をやればこういわれる。
名=たいていは、こうなってほしいという願望のもと、他人によってつけられる。
ナーバス=すべてを自分への敵意と見る心理状態。
生意気=目下の者の正論。
花言葉= クチナシ=寡黙、ボケ=愚鈍、クズ=無能、オジギソウ=恐縮。そのままやんけ。
早合点=自分に都合よく解釈すること。
晩年=処女作で「晩年」を書いた太宰治にはなかった。
批判=自分のことを棚に上げないでできることではない。
表情=一変するのも怖いが、変わらないのはもっと怖い。
枕草子=平安時代のブログ
メール=歴史が浅いので、まだ作法のない手紙。