陰山英男さんが、娘さん(受験生)に対して心掛けていたこと。評論家ではなく、実践者としての説得力を感じます。
『現代にあって、入試は親が親であることを自覚するための儀式のようなものである。』
『「もっと勉強したらどうだ」ということを私は子どもに言う。当然である。よくそんなことを言うべきではないという評論家の方がおられるが、果たしてそれは本当か。言うか言わないかではなく、言い方が問題ではないかと私は思う。』
『勉強をする、あるいは受験をする、また将来のことを考える。それぞれにやるべき課題があり、それをこなすことが求められるが、子どもたちは世の中の仕組みを知らない。その子のその時々の課題について、時を選び、親は真剣に語る必要がある。』