人間の対応パターンを「攻撃的」「受け身的」「アサーティブ(誠実で対等)」という3つに分けて考えます。この中でも「アサーティブ」にあたる態度をとることができるように練習するのが、アサーション・トレーニングです。
例えば、身に覚えのないことで怒られたりして嫌な思いをしたとしましょう。
このとき、「逆ギレ」をして怒っている相手に怒鳴り返すのは「攻撃的」な態度となります。口をつぐんで、本当は自分は何の罪もないのに「ごめんなさい」と謝ってしまうのは「受け身的」となります。「私はそのようなことをした覚えはないのですけど、あなたからはそのように思われているので、とても悲しいです」などとで相手を責めもしなければ、自分を卑屈にすることもないのが「アサーティブ」となります・
「<あなた>がそんなことを言うなんて」ではなく、「<私>はそんな風に思われて悲しい」とあくまで<私>を主語にする言い方に徹するのがポイントです。
悩みのほとんどが、人間関係だと言われます。
さわやかな人間関係が、人生を幸せにします。