七転び八起き
WBC世界ライト級王者ガッツ石松さん。
世界王者になったのは、1974年のことなので、タレントとしての活躍のほうが印象深い方が多いのではないでしょうか。ガッツ石松さんは、世界王座につくまでにダントツに多い11回の敗北をしています。これだけ負けながらも諦めずにチャレンジしていくねばり強さが人気になった秘訣でしょう。七転びよりも四回も転んだ回数が多いです。
そもそも「ガッツ石松」というリングネームは、後援者が「お前にはガッツが足りないから」という理由でつけられたというエピソードも面白い。負けながら、ガッツも育っていったのでしょう。
「うちの子は根性がない」ではなく、「根性は続けていくうちに身についていくもの」
自分に厳しく、他人に寛容に
イチローと矢沢永吉の対談。
イチロー「自分の中でできたらいいなあと思ってることは、『自分にはもちろん厳しく、でも他人には寛容に』ってことなんです。これができたらいいなあと」
矢沢「それサイコーだね」
イチロー「それはもうサイコ―です」
矢沢「イチローさんのいまの話、聞いてね、恥ずかしいよ自分が、そうしたいね」
イチロー「いえ、いえ、矢沢さんは、そんなことないじゃないですか。僕が、できたらいいなあと思ってることです(笑)。まあ、自分に厳しく、他人には寛容にというのは、もちろん完璧にはできないんですけど、でも以前は10回のうち10回ともできなかったものが、10回のうち1回とか、2回とかはできるようになってきてるかな、という感覚は持ってきたので」
これはイチローが30代前半のときの対談です。自分が、恥ずかしい。
世界陸上
やりなげ北口榛花選手が、銅メダルを取りました。日本人女子初の投擲種目でのメダルは快挙です。
昨年のオリンピックは12位でしたので、リベンジおめでとうございます。