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クリスマスに思うこと

葉書一枚

「もの食う人びと」で有名な作家・ジャーナリストの辺見庸さんの話。

「私の父は、赤紙で召集されて行ったんですけど、最初に上官に言われたのが『馬は連れて来なければ駄目だが、お前たちは赤紙で一銭五厘で、お赤飯炊いてもらって、ホイホイやってくる。お前たちより、馬の命のほうが大事なんだ』」

一銭五厘とは、当時の葉書の値段です。昭和天皇は文化勲章に桜の葉を使わないで「橘(たちばな)」に変更しました。軍国主義において「桜」は死のイメージにつながるからと言われています。

クリスマス中は、戦争をしていた国どうしも争いをやめた、という話もあります。

毎日がクリスマスであると良いのに。

two women near christmas decorations
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