東京女子校の美術の先生のお話の第三弾。
「クロッキーは『きれいだな』という感動がなければ描けない。『きれいじゃない』と感じながらクロッキーをするのは不可能。感動をエネルギーに換えて、初めて鉛筆が動き出す。『モデルの美しいところを全身全霊をかけ、集中して見る』のがクロッキーだとしたら、全ての教員にこそクロッキーを体験してほしい。そこには教育の原点があると思うから。とにかく見る。生徒一人一人を見る。その生徒の良いところを見て、共感する。心を震わせる。それがカナメだ。」
言い古されたことだが、教育とは、子供を大人の都合の良い型にはめることを言うのではなく、子供の長所や、能力や、才能や、努力を引き出すことをいうのだと思う。


お問い合わせ
アクセス