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中学受験国語専門塾です

スタンフォード大学

スタンフォードが中高生に教えていること(SB新書・星友啓)より

・卒業必須科目に「哲学」

・次に生まれる新しいゲームに適応できる力、新たなゲームを自分自身で作り出すゲームチェンジの力が大切。

・成果や知性をほめるより、子供の努力や積極的に学ぶ姿勢をほめるべき。

・コロンブスの「アメリカ大陸発見」は、ヨーロッパ側の視点に立ったもので、アメリカ大陸の原住民の視点を欠いている。

・どんなに優れているといわれていても、今使っている教材、現在の教師、在籍中の学校や塾などなどは、数ある方法の中の選択肢の一つにすぎない。

・テストの点数は、どれだけテストに慣れているかの指標にしかすぎない。

・勉強は静かに集中して、一人でするもの<最新の脳科学では、学習にコラボが超重要なことがわかってきた。私たちの生活は、他人との会話や共同作業、つまりコラボで溢れている。

・生徒はまるやばつ、点数だけでなく、課題のそこかしこにちりばめられたフィードバックを見て、自分の強みや改善すべき点を具体的に把握することができる。

・「まだま上がいるのでさらに頑張ろう」とプレッシャーやストレスを感じるのではなくて、順位や偏差値からやる気を感じられる生徒は、受験戦争の世の中ではラッキー。

・2000年代後半から始まったオンライン教育ブームのMOC C。大ブームとなったが、修了率は5から15%。

・クラブ活動や学校行事で豊かな人間関係を育み、良い学習環境とコミニティを作り出して、授業に生かして、授業に対して効率的な学びを生み出していく。

・ハーバード、スタンフォードに合格するためには、カレッジカウンセラーが担当。日本は、進路指導が教師に依存している現状。各大学に入学して結果を残していくかが重要。

・スタンフォードには、18の研究機関は設けられ、分野横断的な研究が多岐に渡って行われている。他の分野からの視点を応用することで、新たなブレークスルーが生まれやすい。

・ギフテッドな天才児も、適切な教育やサポートがなければ、才能を開花させることはできない。しかも、突出した発言や行動は、残念ながら、横並びの公教育の現場では排除されてしまいがち。

・子供にステレオタイプを押し付けないのは、重要。

・「そんな簡単な問題、なんでできないの?がっかりよ。もう一回やってみなさい」

「がっかり」というネガティブな主観を表現することが最悪、頑張って問題に取り組んだのに、その努力が生み出した結果が、目の前に入り大切な人をがっかりさせている。

・子供に身につけてほしい習慣を自分自身で体現すること。子供の主体的な学びのロールモデルとして振る舞う努力を忘れてはならない。

・子供は誰か一人で育てるべきでも、育てられるわけでもない。さらに家族だけでも、はたまた、学校だけで育てるべきでも、育てられるわけでもない。社会の多様性に育ててもらうべき。

・パーソナライズド・ラーニングは世界的にもメジャーなトレンド。学習の記録がデータベース化されていて、ある一定の問題にどのように解答するかで、次に最適な問題をコンピュータが決定してくれる。

・学ぶことは、もっと能動的な何か。

・教科書がなくなる日が来る。

・医学でさえ人間の治癒力をサポートするしかできない。同様に教育も子供が学ぶプロセスをサポートするしかできない。「ベストの教え方」でなく、子供の自然な学ぶ力をベストサポートする学育の視点を持つべき。大きな違いは、特効薬の有無。

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