スランプに陥る人には共通した特徴があります。会社にしろ、役所のようなところにしろ、組織というものは、じつは本人が思っている以上に、その人のことを正しく判断しています。たとえば、自分に対する評価が130点という人に対して、上司をはじめ同じ職場の人たちはそれぞれにばらけた評価をしますが、それでも60点~80点の幅に収まったりします。こうした他人からの評価のレベルは、たとえ別の会社に行っても似たり寄ったりなのです。もともとの実力がたいしたことないのに、自己採点が甘いゆえに、ちょっとしたことで調子が悪いと気になる。そういう人は、スランプに陥りやすくなります。
