食事のあとに、「美味しかった!満腹だ!」というとダイエット効果があるということですし、寝不足のときも、「あー良く寝た!」と声に出すことで、元気が出るそうです。忙しいときに「忙しい」といわないことも大切(→これは、大人向きか)。
難しい問題の前に、「えー、できないよ」とマイナス発言をしていませんか?(私の授業では、厳重注意になります)
大事な決定なのに他人の顔色を伺うの?
④現実を見ることは大変つらいものです。現実を「自分自身」に置き換えてもよいかも知れません。私も自分がしゃべっている保護者会のビデオを見たりするときには、大変緊張します。小さい頃、自分の声を録音したテープをはじめて聴いたときも、ビックリしました。
人間は「自分を大きく(優秀に)見せたい」という気持ちと「自分を過小評価してどうせだめなんだ」という気持ちにゆれている複雑な存在です。
進路などの重要なものは、他人の意見や顔色をうかがって決めていいものではありません。(でも、そうしがちです。)だから、もういちど「わたし(僕)」にとって、という現実に戻ることが大切です。
ノーベル賞を取るには
江崎玲於奈さんに来ていただき、講演をしていただいたことがあります。特に、中学受験生にとってはⅤが大切だと思います。
Ⅰ.今までの行きがかりにとらわれてはいけない。
Ⅱ.大先生にのめり込んではいけない。
Ⅲ.無用なガラクタ情報に惑わされてはいけない。
Ⅳ.主張を貫くためには闘いを避けてはならない。
Ⅴ.飽くなき好奇心と初々しい感性を失ってはいけない。