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ニッポンの課題

中学入試超良問で学ぶニッポンの課題(おおたとしまさ・中公新書クラレ)をお勧めします。英検の高い級を取得するためにも役に立ちます。

・監修の山本祐さん「社会科で国語の評論文として出題されてもおかしくないクオリティの文章を読ませて、自分の考えを述べさせているから、国語の入試では物語文だけを扱うのが伝統になっているのではないかと思われる学校もある」

・社会は、暗記なんでしょ?という印象は、中学入試については当てはまらないことがわかります。

・記述問題の場合、知ったかぶりは禁物です、「知っていることを書きなさい」というのは、知ったかぶりや勇み足をしないで、素直に知っていることだけを述べなさいということです。

例題

日本政府が正式に移民を受け入れようとせず、行政が外国人の支援を行わないと、日本に不慣れな外国人の支援はボランティアの人たちに依存することになります。その場合、外国人の支援活動にはどのような不都合が生じると考えられますか。二つあげて説明しなさい。(麻布中学)

最近の日本では「働き方改革」が進められています。その影響を受けて起きた出来事を説明した文章として適切でないものを、次のア〜エの中から一つ選び、記号で答えなさい。(浅野中学)

ア.最近のコロナ禍による感染拡大への懸念も加わり、通勤をやめて自宅からリモートで仕事を行うテレワークを選ぶ人が増えた。

イ.文部科学省が始めたツイッター「#教師のバトン」というプロジェクトには、教員の長時間労働を訴える悲痛な叫びが寄せられた。

ウ.働く時間を固定せず、自分の都合に合わせて仕事の開始や終了などの労働時間を決められるフレックスタイム制が強化された。

エ.正社員と非正規雇用労働者の雇用条件に厳格な差を設け、同一の労働であっても両者が同一賃金とならないようになった

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