石川町駅中華街口から徒歩30秒
中学受験国語専門塾です

フィレンツェ

古い話で恐縮だが、イタリア・フィレンツェの世界遺産登録地区にある大聖堂の柱に落書きした〇〇○高校の硬式野球部監督が、同校から監督を解任されたという事件があった。関係者からは「厳正処分はやむを得ない」と厳しい指摘がされる一方、「指導力、人格とも素晴らしかった。軽率な行動が残念」と惜しむ声もあがる。監督を知るある保護者は「子供に対して、家族のように接してくれた。気持ちを読み取るのがうまく、話も上手。解任は仕方がないが、いつか戻ってきてほしい」と言葉を詰まらせたともいう。

私は60カ国以上の国に行っている。その大聖堂は、入り口のところで「記念にサインをどうですか?」というペンの売り子もいる。そして、世界遺産とはいえ、海外では聖堂には落書きが多いのも事実である。しかも、その監督は、新婚旅行中だったというので、楽しい思い出が一点して痛恨の思い出となった。

落書きの良し悪しを言いたいわけではなく、「その国の文化(実態)の深い理解」は必要であるし、「被害者のいない中での世間の声を過剰に意識した判断の怖さ」には注意が必要だということをお伝えしたい。しかし、卒塾生たち、海外研修、くれぐれも軽率な行動には気をつけて行ってらっしゃい。