韓国ではすでに20年も前から、富裕層の母親が小中学生年代の子を連れて英語圏に留学して勉強させ、父親は韓国に残って仕送りする「雁パパ」スタイルが話題となっている。いつでも海外の子どもと妻の元に行ける「鷲パパ」や行けない「ペンギンパパ」もいるそうだ。高いレベルの英語力を持った子どもたちが、少しずつ活躍し始めているとも聞いている。
一方では。
次の社会を担う人材をつくる教育にこそ、経済格差による教育格差があってはいけないと私は思っている。2025年7月11日に、4教科の監修をさせていただいた書籍「中学入試 ニガテ・ミス50の処方箋」(文英堂)が発売になる。塾への費用や時間の負担を少なくし、自学自習を組み合わせて合格できる子供たちを作りたくて監修した。同じ趣旨の塾や教材はもっともっと増えれば良いと思う。そして、塾に通わなくても手に入る教材やWEB上のコンテンツはすでにたくさんあると思う。
