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メール

小学生のうち、とくに入試前はメールの使い方要注意です。特に必要なければ、待ち合わせの確認などは除いて、子供どうしのメールは自粛のほうが良いと私は思っています。

目の前にいて人と話をするときには、言葉だけではなく視線や身振り、手振りなど全身を使って相手にメッセージを送っている。ところが、これがメールのやり取りだとわずかな言葉しか情報がないため、勝手に行間を考えてしまって一方的に思い込んでしまうことがあります。その結果、お互いに思ってもいないことで傷ついたりすることがあります。専門的には、こうした思い込みは「妄想性認知」といいます。

メールと同じように、文字だけで一方的に情報が送られてしまうインターネット上の掲示板やブログが炎上してしまうのも、こうした言葉によるすれ違いが原因となります。

少なくとも、人には「本音」と「建前」のふたつの顔があって、とくにメールやネットの世界ではその建前の部分が伝わりやすいことを、メッセージを送るときにも、また受け取るときにも充分に理解しておきたいものです。

宿題

やらなければならない宿題や課題が全然終わっていない。しかも提出期限は迫ってくるという状況になることがあります。受験生だけではなく、社会人になるとそういうケースはもっと多いかも知れません。つい「もう100日しか残っていない」「あと◎日しかない」と考えてしまいがちです。しかし、こんなときこそ「まだ、充分時間は残っている」と自分に言い聞かせてみましょう。「~しか」で考えるとどうしても「できていないこと」にばかり意識が向かいます。すると焦りが大きくなり、本来できることにさえ十分な力を発揮できなくなります。

あせって過去問をやってもいい結果には結びつきません。

ところがこれを「~も」に変えるように意識をすると、まずは気持ちが楽になる。心にゆとりが生まれれば、自分がいまできていることやプラスの側面も見えてくるのではないでしょうか。

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