オランダのアムステルダム王立美術館に行ったときのことです。(この美術館は、改装のときに住民の意見をまとめるために時間がかかりすぎて、それが映画にもなりました。)
美術館には、レンブラントやフェルメールなどの有名絵画もありますが、近代美術のコーナーで流されていた映像にも心を打たれました。
そこで流されていたのは、今年なくなった伝説のサッカー選手、ヨハン・クライフの試合です。ヨハン・クライフは、ペレやマラドーナと同じレベルのカリスマ選手です。
ところが、数十分の映像でシュートを決めるシーンやアシストを決めるシーンは皆無。
延々と失敗を続ける姿のみが流されます。その意図は、クライフが自己犠牲の精神で、周りの味方を生かすために献身的にプレーする姿こそ、彼のすばらしさであるという風に読み取りました。
芸術が身近にあるオランダという国、奥深し。